2代目セルシオ 20系 後期
1997年7月のマイナーチェンジにより誕生したのが2代目セルシオ 20系 後期と呼ばれるものです。
20系 後期はマイナーチェンジとは思えないほど大きな変更があり、フルモデルチェンジに近いかたちとなっています。
フロントグリルとヘッドライトを独立させたことにより、精悍で堂々としたスタイリングが完成しました。
ヘッドライトはハロゲンヘッドランプに代わりオートレベライザー付きのディスチャージヘッドランプが設定されました。
エンジンはVVT-iと呼ばれる連続可変バルブ機構の採用によってモデルチェンジ前の265psから280psとなりました。
ATも4段から5段へと変更し、動力性能だけでなく環境性能の向上にもつながりました。
さらには、安全装備が充実し、6つのエアバッグを始め車体の横滑り防止のVSCや緊急ブレーキをアシストするブレーキアシスト、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを全車に装備しました。
その他、助手席シートベルトの非着用警告灯を初めて採用。
盗難対策としてエンジンイモビライザーが標準装備されたのです。
1999年4月には発売10周年を記念して、特別仕様車である「10thアニバーサリー」が発売されます。
C、B、eRバージョンをベースに、専用のモノトーンカラーが用意され、BBSホイールや木目パネルが装備されました。